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Tiger Mom と英語学習

Twitter で The Wall Street Journal に Tiger Mom 関連の記事が載っていることを知りました。約1時間にわたるインタビュー映像もあり、良い英語学習素材だと思いますので、ご興味のあるかたはこちらからどうぞ。"Tiger Mom's Long-Distance Cub" The New York Times に "Battle Hymn of the Tiger Mother" が掲載された時はかなりセンセーショナルな受け止め方をされていましたし、写真などで見る彼女の「どや顔」から勝手なイメージを抱いていましたが、今回の記事を読みインタビュー映像を見て、彼女の印象と自分の思いこみを若干修正。何より以前見たことがある写真よりずっと綺麗(笑)。「誤解が多いようだけどタイガーマザー式子育ては幼少期、つまり5歳から12歳までの間だけの話」というのも印象的でした。

彼女が書いたエッセーの一部を転載します。
(出典:"Tiger Mom's Long-Distance Cub")

Tiger parenting is all about raising independent, creative, courageous kids. In America today, there's a dangerous tendency to romanticize creativity in a way that may undermine it. Take, for example, all the people who point to Steve Jobs and Mark Zuckerberg and conclude that the secret to innovation is dropping out of college. In fact, both men exemplify extraordinary hard work, drive and resilience in the face of failure—exactly the qualities that tiger parenting seeks to promote. What Mr. Jobs and Mr. Zuckerberg teach us is that we should apply those qualities to something that we feel passionate about. But you can't invent Google, Facebook or the iPod unless you've mastered the basics, are willing to put in long hours and can pick yourself up from the floor when life knocks you down the first 10 times.

【試訳】
タイガーマザー式子育ての目的は、自立心旺盛で創造性豊か、そして不屈の精神を持つ子供を育てること。今日のアメリカには創造性を美化するあまり、むしろそれをだめにする危険な傾向があるのではないでしょうか。例えばApple社のスティーブ・ジョブズやFacebook のマーク・ザッカバーグ。彼らを例に挙げて、何か革新的なことを成し遂げるには大学を中退しなければならないと言いだす人もいます。でも実際、彼らが成功したのは人並み外れた努力をし、失敗しても決して挫けない気力と根性の持ち主だったから-これはまさにタイガーマザー式子育てが目指す資質です。ジョブズやザッカバーグから我々が学べることは、自分自身が夢中になれるものにこのような素晴らしい資質もってあたるべきだ、ということでしょう。だって基本をマスターしていなければ、そして長い時間没頭して10回打ちのめされてもまた立ち上がる気合いがなければ Google、Facebook、iPodなんてつくれなかったはずです。



この点に関してはまさにその通り。ジョブズとザッカバーグが成功したのはタイガーマザー式子育てで育ったからでないのは明らかですが、「努力・気力・根性」がどの世界で生きていくにしても、ある種の成功要件になるというのは納得です。「努力・気力・根性」の三点セットがあって初めて基本的な能力やスキルが身に付き、それを発展させることによって想像性を発揮できるのでしょうね。これは武道や芸能の世界で良く言われる「守・破・理(まずマネをして、次に自分のオリジナルを混ぜてみて、最後に新しいものをつくっていく)」に通じる考え方だと思います。これは英語学習にもあてはまりよね。

単語を覚える、発音を真似る、音声素材を聴く、文法を理解する、文章を精読する、文章を筆写する、音読する、シャドーイングするといったトレーニングはすべて「マネ」の段階です。でもこの「マネ」をいい加減にしたり自己流でやっていたり、また自分なりの理解なしに上辺だけを真似ていると、成長に限りがあるように思います。次は「破」の段階で、実際にスキルを使ってみる。聴いて、読んで、書いて、話してみる。ここで修正点を見つけていくわけです。いかに「マネ」したはずのお手本と違うか、自分なりのアレンジで上手くいかなかったところはどこか、それはなぜか、どうしたら修正できるかを掘り下げる。そして最後の「離」。英語習得に関してこの境地は一生味わえないと個人的には思いますが、「守」と「破」を行ったり来たりしながら、でも自分なりの聴き方・読み方・書き方・話し方を探っていき、それがやがて定着するという部分に関してのみ「離」は成立するのかなぁ。

彼女はエッセーをこう締めくくっています。"If they don't give up, don't make excuses and hold themselves to high standards, they can do anything they want in life, break through any barrier and never have to care what other people think.” 「あきらめず、言い訳せず、志を失わずにいれば何でも出来る。どんな障害を乗り越えられるし、他人の言うことなんか気にならなくなる。」最後は私の日本語能力のせいで猪木風になってしまいましたが(笑)、自分で限界をつくったり諦めたりしないことが英語学習でも大切ですよね。私も自分の英語の拙さや進歩の見えない状況、自分が思い描く理想とのギャップに毎日打ちのめされています。そうなった瞬間はまず好きなだけ落ち込んで、落ち込むのに飽きたらまたヨロヨロと起き上がります。そして心に染みるエッセーやカッコいいフレーズに出会ったりすると気持ちが一気に上がる。そんなことの繰り返しです。

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Author:Aya
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