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教わりながら教える

2009年1月から始めたTESOL修士課程も通学開始から丸2年経ちました。2009年はIntroコース、Sound System、MethodⅠの選択1科目と必修2科目を履修。2010年はMethodⅡ、Pragmatics、New Grammarsの同じく選択1科目と必修2科目を履修しました。残るは5つめの必修科目「第二言語習得(SLA)」と選択科目が3つ。2011年以降は残り4科目を一年半かけて履修するペース設定です。

仕事を減らさずに通学し続けるのは自分にとってはなかなか骨が折れる話で、nativeたちが週2・週3ペースで履修し1年半ほどで卒業していくのを横目に、かたつむりのごとく進んでいます。自分のテスト勉強と(担当学生が受ける)テスト作成・採点・成績処理が重なってしまうと大修羅場!いまのところタイミングよくそれらが分散されて小修羅場で収まっています。

しかし身体はキツくても、「教わりながら教える」という循環は気持ちの面では充実できます。自分が授業をしていて、その時コースを取っている先生の口調や講義スタイルをいつのまにか真似ている自分に気付くこともあるし、学生として「それはないよ~(汗)」と思ったことは自分の学生にはすまい!と誓ったりもします。

そう考えるとこのまま卒業せずに学生をずっと続けている方がいいのかと魔が差すこともありますが(笑)、それはそれ。しかしいつも学生の面倒をみる側の自分が、面倒をみてもらう側になれるのは実にありがたい。単純な自分は「してもらったことをしてあげよう」という気持ちになれるside effectが大きいです。2011年もこの調子でぼちぼちやっていきます。




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Washback Effect

My friend recently submitted her master's project which is kind of a literature review consisting of about 20 pages and got accepted by the main campus in New York. She'd been studying for five years to earn the Master's degree in TESOL and finally made it! I asked her to let me read her paper because the theme looks intriguing for me as an instructor teaching mainly TOFEL, TOEIC and the like.

The theme is "Washback", the impact of a test on classroom pedagogy, curriculum development, and educational policy according to Pierce (1992); however the term is defined by many scholors in many ways.There are both positive washback and negative washback. It seems that concerns regarding negative washback are being actively discussed, and interesting empirical studies have been reported.

The conclusion of the paper may be put "teachers with more pedagogical knowledge are less influenced by the test than teachers with limited teaching methods who are more vulnerable to negative washback." Yes, that's true. The test itself is neither good nor bad, which is beyond our control. It matters how we utilize it.

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作業台は大きい方が良いらしい

2011年の春学期はいよいよ最後の必修科目「第二言語習得」を取ります。その予習で教科書("Understanding Second Language Acquisition" Lourdes Ortega, 2009)を読み始めています。章建ては1. Introduction 2. Age 3. Crosslinguistic influences 4. The linguistic environment 5. Cognition 6. Development of learner language 7. Foreign language aptitude 8. Motivation 9. Affect and other individual differences 10. Social dimensions of L2 learning。

5章のCognition(認知)で印象的だったのは、working memory(=短期記憶。持続時間は2秒ほど)の件。「working memoryは言語処理を含む情報処理に使われ、working memoryの容量で第二言語習得のスピードや到達レベルがある程度予測できる」「L2(第二言語)で使用するworking memoryはL1(母国語)で使用するworking memoryよりも限定的である」「しかしL2が上達するにつれ、L2とL1とのworking memory容量の差が縮まる」などは、非常に興味深い知見だと思います。

long-term memory(=長期記憶)が倉庫だとしたら、working memoryは作業台のようなもの。たしかに作業台が広い方がいっぺんにいろんな作業ができて、作業スピードが速くなるのは想像にかたくありません。もともと広い作業台を持っている人が、その作業に対する熟達のペースが速いというのも感覚的には分かる。第二言語を処理するときは作業に入る前の「下準備(=音を聞き取ったり単語を目で認識したり)」で作業台を使ってしまうので、母国語のときには全面的に使える作業台が狭くなる、ということなんですかね。

そうなると自分の作業台はどんな大きさなのか、年齢を重ねると小さくなっていくのか、知りたくなってくる(笑)まぁしかし自分の不出来や不勉強の言い訳をせず、黙々と努力を続けられる人は第二言語だろうが第二十言語だろうがモノにしてしまうんでしょうね。作業台の大きさは気にせず、精進あるのみです。

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Part 5で意味処理スピードを上げる

昨日の記事に引き続き、「Part 5でPart 7対策」を考えてみます。自分がPart 5を解くとき、まず選択肢を見てTesting Pointを意識してから例文をアタマから読み、空欄を少し過ぎるまで読んでから解答します。この間、5~15秒くらい。制限時間内に英語の情報処理を正確に行う能力を測定するテストでは、意味処理が速いことが重要になるのは必然。正確性を保ったまま意味処理が速くなれば、TOEICのPart 5だろうがPart 7だろうがリスニングセクションだろうが、解答スピードもあがりスコアアップにつながるはずです。

Part 5のいいところは、一文で完結する問題文の短さ。「前の文を踏まえて次の文を理解する」を繰り返していくPart 7に比べると初級者にとっては負担が少なく、意味処理に集中できるはず。あとは方法論をどうするか。

はじめにPart 5の文法問題と語彙問題を分けて、文法問題に関しては①Testing Pointの見分け方 ②解答のプロセスを導入しておく。語彙問題に関しては、①と②をとばして③問題文の意味理解 ④問題文の音読 に入ってもいいかもしれない。語彙問題が一通り終わったら、文法問題の③と④に入るとか。

Part 5で意味を理解したうえでの音読に慣れておくと、いざPart 7に入ったとき「あ、Part 5の問題文が連続するみたいなもんか」と思ってもらえるかもしれない。甘いかもしれないが(笑)授業準備に追われず、時間の縛りがないところであれこれ考えるのは面白いし、レッスンプランを練る訓練になるなぁ。



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Part 5の精読と速読

先日某有名ブロガーさんが「自分はTOEICのPart 5でPart 7の速読対策をした」と発言されていたので、この部分の詳しい説明をお願いしました。というのはTOEIC Part 7の教え方がいまひとつ納得できておらず、スラッシュリーディングや音読・速音読などのメニューを導入しているものの、より効果的なタスクはないかと考えていた経緯があったからです。

丁寧にレス下さった内容の中で印象に残ったのは、「Part 5の精読&速読」というメニュー。週1コマ(90分)で全7パートをカバーする時間的にタイトな授業であることもあり、Part 5に関しては「正解のロジックが分かること」と「問題数をこなすこと」を重視して、問題文の精読&速読までは手を出せずにいました。初級者は全文をアタマから読もうとすると確実に時間切れになることから、授業で精読をやると本番でも「意味を理解しないと解けない」気になって、解答スピードやテンポが落ちる不安もありました。

しかしここは勇気を出して(笑)、来年度はPart 5の精読&速読も取り入れる予定。400点前後の学生は語彙・構文理解力・背景想像力などをまずはPart 5の短文で鍛える、というのはたしかに理にかなっています。問題を解くモードと精読モードを切り替えれば、本番でのペースダウンも最小限に抑えられるかと(あくまで希望的観測)。

以前からPart 5の語彙もしっかり導入したいと思っていたので、これが良いきっかけになる気がする。「Part 5でPart 7対策」ネタではまだまだ参考になるレスを頂いたので、引き続き記事化したいと思います。

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Aya

Author:Aya
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